日本歴史地名大系 「打路木村」の解説 打路木村うつろぎむら 千葉県:君津市旧望陀郡地区打路木村[現在地名]君津市広岡(ひろおか)朝柄(あさがら)村の北東にある。小櫃(おびつ)川を西に越えて小坂(こさか)村への道が通る。現館山市島田三郎左衛門氏所蔵の応永九年(一四〇二)九月一四日付鰐口銘に「宇津路木熊野鰐口」とみえ、宇津路木の熊野社に奉納された。宇津路木は当地にあたるかと思われるが確証はない。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳には「窪路木」とあり、高一〇八石。寛文四年(一六六四)の土屋利直領知目録(寛文朱印留)に打路木村とみえ、久留里藩領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by