打ち鮑(読み)ウチアワビ

デジタル大辞泉 「打ち鮑」の意味・読み・例文・類語

うち‐あわび〔‐あはび〕【打ち×鮑】

アワビの肉を細長く切り、打ち延ばして干したもの。祝儀のときの酒のさかなにした。のしあわび。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「打ち鮑」の意味・読み・例文・類語

うち‐あわび‥あはび【打鮑】

  1. 〘 名詞 〙 アワビの肉を薄く長く切り、延ばして干したもの。儀式の席などに酒の肴(さかな)とした。のしあわび。うちのしあわび。
    1. [初出の実例]「しろかねのうち敷にうちあはびを六七八ほんがほどおかせたまひ」(出典:金刀比羅本平治(1220頃か)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android