托生(読み)タクショウ

デジタル大辞泉 「托生」の意味・読み・例文・類語

たく‐しょう〔‐シヤウ〕【×托生/託生】

身を他のものにまかせて生きながらえること。「一蓮いちれん―」

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精選版 日本国語大辞典 「托生」の意味・読み・例文・類語

たく‐しょう‥シャウ【托生・託生】

  1. 〘 名詞 〙 他のものに生をまかせること。他のものに宿って次の生を得ること。他のものにたよって生きながらえること。→一蓮托生
    1. [初出の実例]「昔聞、南岳恵思禅師遷化之後、託生倭国王子、興隆仏法、済度衆生」(出典:観智院本唐大和上東征伝(779))
    2. 「蓮華の台に詫生(タクシャウ)し」(出典:私聚百因縁集(1257)一)
    3. [その他の文献]〔荘子‐天地〕

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