抑の(読み)そもそもの

精選版 日本国語大辞典 「抑の」の意味・読み・例文・類語

そもそも【抑】 の

  1. 最初の。事の起こりの。もともとの。
    1. [初出の実例]「島原太夫職そもそもの野秋(のあき)にかかり、名残おしさは朱雀(しゅじゃく)細道とうとふたる」(出典浮世草子・俗つれづれ(1695)五)
    2. 「この万福寺を建立したそもそもの人は」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む