二部(読み)ニブ

デジタル大辞泉 「二部」の意味・読み・例文・類語

に‐ぶ【二部】

二つ部分。また、第2の部分。「二部から成る伝記」「大河ドラマ二部
書物書類などの二そろい。「コピー二部とる」
高校・大学などで、昼間部に対して夜間部のこと。

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精選版 日本国語大辞典 「二部」の意味・読み・例文・類語

に‐ぶ【二部】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 書物のふたそろい。また、二冊。
    1. [初出の実例]「授二部大曼荼羅法、百余部秘蔵」(出典性霊集‐序(835頃))
  3. ふたつの部分。ふたつの部類
    1. [初出の実例]「二部の衆を分つ時邪徒多きに依て」(出典:三国伝記(1446)三)
  4. 旧教育制度で、師範学校の第二部。旧制中等学校を卒業して入学する部。⇔一部
  5. 大学で、昼間部に対して夜間部をいう。⇔一部
    1. [初出の実例]「大学の二部と呼ばれる夜間学部の開講は、午後四時半である」(出典:浅い眠りの夜(1966)〈高井有一〉)

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