抓手(読み)つかみて

精選版 日本国語大辞典 「抓手」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐て【抓手】

  1. 〘 名詞 〙 文楽人形の手の一つ。指が五本とも別々になっていて、腕につけた差し金で関節を動かし、物をつかむことができるもの。大手を広げるなど手や腕の勇壮な動きや型を見せるのに適し、「絵本太功記」一〇段目の光秀などに用いられる。
    1. 抓手〈楽屋図会拾遺〉
      抓手〈楽屋図会拾遺〉
    2. [初出の実例]「抓手(ツカミテ)ゆびさき五本とも人間のごとくはたらきあり」(出典:楽屋図会拾遺(1802)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む