抜位村(読み)ぬくいむら

日本歴史地名大系 「抜位村」の解説

抜位村
ぬくいむら

[現在地名]上月町大釜おおがま

赤穂郡に属し、佐用郡上秋里かみあきさと村の南東に位置する。大半は標高三〇〇―五〇〇メートルの山上に立地し、生業に乏しく交通の便も悪いため近年廃村となった。元和元年(一六一五)から赤穂藩領(「寛政重修諸家譜」など)、元禄一四年(一七〇一)から幕府領、享保元年(一七一六)安志藩領となり幕末に至る(「小笠原家譜」東京大学史料編纂所蔵など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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