抜合せる(読み)ヌキアワセル

デジタル大辞泉 「抜合せる」の意味・読み・例文・類語

ぬき‐あわ・せる〔‐あはせる〕【抜(き)合(わ)せる】

[動サ下一][文]ぬきあは・す[サ下二]互いに刀を抜いて向かい合う。「敵味方が刀を―・せる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「抜合せる」の意味・読み・例文・類語

ぬき‐あわ・せる‥あはせる【抜合】

  1. 〘 他動詞 サ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ぬきあは・す 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 互いに刀を抜いて向かい合う。また、太刀を持った相手に向かって刀を抜く。
    1. [初出の実例]「衛府の太刀なれ共、身をば心えてつくらせたるをぬきあはせて」(出典:平家物語(13C前)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android