抜山四郎(読み)ぬきやま しろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「抜山四郎」の解説

抜山四郎 ぬきやま-しろう

1896-1983 大正-昭和時代の機械工学者。
明治29年3月15日生まれ。抜山平一の弟。大正15年東北帝大教授となる。ボイラーなどに関係する沸騰(ふっとう)の研究で知られ,昭和38年日本伝熱研究会会長。43年熱工学分野のノーベル賞といわれるマックス-ヤコブ賞を受賞した。昭和58年7月2日死去。87歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「冷えた湯たんぽ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android