抜穴(読み)ぬけあな

精選版 日本国語大辞典 「抜穴」の意味・読み・例文・類語

ぬけ‐あな【抜穴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 抜け通っている穴。ひそかに逃げ出せるように掘った穴。または、物のもれ出る穴。
    1. [初出の実例]「ぬけ穴より逃去ける」(出典:太平記(14C後)三八)
  3. 転じて、うまくのがれる手段方法。にげみち。ぬけみち。
    1. [初出の実例]「法律違反への大きな抜け穴を残しておくというやり方では」(出典:ニッポン日記(1951)〈井本威夫訳〉一九四五年一二月一五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android