最新 地学事典 「択捉焼山」の解説
エトロフやけやま
択捉焼山
Iturup-Yakeyama
気象庁活火山名と同じ,ただし英語表記はEtorofuYakeyama。別名はIvan Grozny。択捉島中部の太平洋岸に位置し,約8kmにわたり北東─南西に配列する海抜1,000m前後の複数の溶岩ドームを主体とする火山群の中で,最新の溶岩ドーム(標高1,158m)。有史の活動としては,1968年の噴火から記録されている。最新の噴火は2012年に起こり,噴煙が4〜5kmの高さまで到達した。最近,択捉島中央部から,6,570~1,840 y.B.P.の間の11層のテフラ層が見出された。これらは本火山を含めた択捉中央部の火山は給源と考えられている。岩石は輝石安山岩が主体。
執筆者:中川 光弘
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

