抱かう(読み)むだかう

精選版 日本国語大辞典 「抱かう」の意味・読み・例文・類語

むだか‐・う‥ふ【抱】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 ( 動詞「むだく(抱)」に反復継続の意の上代助動詞「ふ」の付いてできたもの ) =むだく(抱)
    1. [初出の実例]「炎摩天の抱(ムダカハル)て欲を成し」(出典:東大寺本成実論天長五年点(828)一五)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 ( [ 一 ]の下二段化したもの ) =むだく(抱)
    1. [初出の実例]「其父(そのかそ)を抱(ムタカヘ)て死(まかり)ぬ」(出典:釈日本紀(1274‐1301)一八)

だか・うだかふ【抱】

  1. 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙だかえる(抱)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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