デジタル大辞泉 「抱かふ」の意味・読み・例文・類語 いだか・う〔いだかふ〕【抱かふ】 [動ハ下二]だきかかえる。「女、塗籠ぬりごめの内に、かぐや姫を―・へて居をり」〈竹取〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「抱かふ」の意味・読み・例文・類語 いだか・ういだかふ【抱】 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 腕にかかえこむ。[初出の実例]「女ぬりこめの内にかくや姫をいだかへてをり」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))抱かふの補助注記「いだく」の未然形に動作の継続、反復を表わす古い助動詞「ふ」が付き、下二段化したものか。また、「いだきかかふ」の変化したものとも考えられる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例