抱かふ(読み)イダカウ

デジタル大辞泉 「抱かふ」の意味・読み・例文・類語

いだか・う〔いだかふ〕【抱かふ】

[動ハ下二]だきかかえる。
「女、塗籠ぬりごめの内に、かぐや姫を―・へてり」〈竹取

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「抱かふ」の意味・読み・例文・類語

いだか・ういだかふ【抱】

  1. 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 腕にかかえこむ。
    1. [初出の実例]「女ぬりこめの内にかくや姫をいだかへてをり」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

抱かふの補助注記

「いだく」の未然形動作継続反復を表わす古い助動詞「ふ」が付き、下二段化したものか。また、「いだきかかふ」の変化したものとも考えられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む