抱き回す(読み)だきまわす

精選版 日本国語大辞典 「抱き回す」の意味・読み・例文・類語

だき‐まわ・す‥まはす【抱回】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
  2. 太い木の幹や柱などを、腕をいっぱい伸ばして抱く。抱きつく。
    1. [初出の実例]「二人して抱(ダ)き廻(マハ)す程なる檜木の柱」(出典太平記(14C後)三六)
  3. 何人かが一人を次々と抱きかかえる。
    1. [初出の実例]「水兵達に抱きまはされて上気してゐた顔を」(出典:混血児ジョオヂ(1931)〈浅原六朗〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む