抱石(読み)だきいし

精選版 日本国語大辞典 「抱石」の意味・読み・例文・類語

だき‐いし【抱石】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代石抱(いしだき)拷問に用いた石。容疑者を正座させ、ひざの上に方形の石を積み重ねた。
    1. [初出の実例]「上手(かみて)の褄に抱石を沢山積み重ね、総て牢屋敷詮議所の体」(出典:歌舞伎・芽出柳緑翠松前(1883)五幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む