抱角(読み)だきつの

精選版 日本国語大辞典 「抱角」の意味・読み・例文・類語

だき‐つの【抱角】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「だきづの」とも ) 紋所の名。鹿の角(つの)左右向かいあった形を図案化したもの。
    1. [初出の実例]「真田信乃は黒糸の鎧に抱角の冑に白熊を引廻したるを被り」(出典:武家名目抄(19C中か)衣服部)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android