押し成す(読み)おしなす

精選版 日本国語大辞典 「押し成す」の意味・読み・例文・類語

おし‐な・す【押成】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
  2. ( 「おし」は接頭語 ) むりやりにある状態にする。むりにする。
    1. [初出の実例]「この子ををしなしたうびける大徳は、心にもあらでなりたりければ」(出典:大和物語(947‐957頃)一六八)
  3. ( 連用修飾語をうけて ) 押してそのようにする。
    1. [初出の実例]「梶原がのったりけるする墨は、河なかよりのためがたにおしなされてはるかのしもよりうちあげたり」(出典:平家物語(13C前)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む