連用修飾語(読み)れんようしゅうしょくご

精選版 日本国語大辞典「連用修飾語」の解説

れんよう‐しゅうしょくご ‥シウショクゴ【連用修飾語】

〘名〙 文の成分の一つ。用言を修飾する、文節または連文節をいう。あとに続く用言の表わす内容について指示・限定・修飾する働きを持つ。連用修飾語になるものは、普通、用言または活用連語の連用形・副詞・体言に「を・に」などの格助詞を伴ったものなどで、「美しく(咲く)・思わず(笑う)・こんなに(大きい)・大変(暖かだ)・美人に(会う)」の類。なお、これらに係助詞を伴うことがある。また、従来、主語としてきた「花が(咲く)」などや、接続関係の前件となるもの、「歩いて(帰る)・赤くて(丸い)・晴れれば(見える)」の類をこれに含めることがある。〔新文典別記(上級用)(1935)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の連用修飾語の言及

【修飾語】より

…言語によっては,修飾語が後行する場合もあるが,日本語では修飾語は常に被修飾語に先行する。日本語の修飾語のうち,体言を修飾するものを連体修飾語,体言以外(おもに用言)を修飾するものを連用修飾語とよぶ。 連体修飾関係において,〈黒き(瞳)〉〈悲しむ(人)〉などは〈瞳黒し〉〈人悲しむ〉という叙述を一つの観念に凝縮したもので,〈黒き〉〈悲しむ〉という修飾語は,被修飾語の性質状態を記述説明している。…

※「連用修飾語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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