デジタル大辞泉 「押っ掛る」の意味・読み・例文・類語 おっ‐かか・る【押っ掛(か)る】 [動ラ五(四)]《「おしかかる」の音変化》1 よりかかる。よっかかる。「壁に―・る」2 今にもなろうとする。なりかかる。「弟とは言ひながら三十に―・り」〈浄・天の網島〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「押っ掛る」の意味・読み・例文・類語 おっ‐かか・る【押掛】 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 「おしかかる(押掛)」の変化した語。① よりかかる。よっかかる。[初出の実例]「あをにころばす。おっかかってとぐ。起こして筒より水を掛ける」(出典:天正本狂言・面研(室町末‐近世初))② ある状態に、まさになろうとする。ほとんど近づく。[初出の実例]「弟とはいひながら、三十におっかかり、勘太郎・おすゑと言ふ、六つと四つの子の親」(出典:浄瑠璃・心中天の網島(1720)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例