拍子盤(読み)ヒョウシバン

デジタル大辞泉 「拍子盤」の意味・読み・例文・類語

ひょうし‐ばん〔ヒヤウシ‐〕【拍子盤】

能や長唄稽古などで、大鼓小鼓・太鼓の代わりに張扇はりおうぎで打って拍子をとるために用いる長方形木製の台。張盤はりばん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「拍子盤」の意味・読み・例文・類語

ひょうし‐ばんヒャウシ‥【拍子盤】

  1. 〘 名詞 〙はりばん(張盤)
    1. [初出の実例]「謡の声も、拍子盤の音もしてゐなかった」(出典:秀吉と利休(1962‐63)〈野上彌生子〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android