拙詠(読み)セツエイ

デジタル大辞泉 「拙詠」の意味・読み・例文・類語

せつ‐えい【拙詠】

へたな詩歌。また、自分の詩歌をへりくだっていう語。

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精選版 日本国語大辞典 「拙詠」の意味・読み・例文・類語

せつ‐えい【拙詠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. へたな詩や歌。
    1. [初出の実例]「人の常音を発することあるは、拙詠なりと云」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
  3. 自分の作った詩歌などをへりくだっていう語。拙吟。愚詠
    1. [初出の実例]「拙詠試筆、早春備御笑候処、厚く御褒美被下」(出典:小津桂窓宛馬琴書簡‐天保五年(1834)二月八日)

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