招牌(読み)ショウハイ

デジタル大辞泉 「招牌」の意味・読み・例文・類語

しょう‐はい〔セウ‐〕【招×牌】

看板のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「招牌」の意味・読み・例文・類語

しょう‐はいセウ‥【招牌・商シャウ牌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 看板(かんばん)のこと。
    1. [初出の実例]「此注招牌(セウハイ)とす。招牌は唐人が家々に牌をかいて立ぞ」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)三)
    2. 「大提燈に朱玉を図し、大阪新町出店と書する者を以て招牌とす」(出典:西京繁昌記(1877)〈増山守正〉初)
    3. [その他の文献]〔燕子箋‐誤画〕
  3. しょうひょう(商標)
    1. [初出の実例]「一体商牌とは英語に、『トレード、マーク』と称して、各自の製造品に附ける印なり」(出典:東京曙新聞‐明治一〇年(1877)一一月二六日)

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世界大百科事典(旧版)内の招牌の言及

【看板】より

…最も一般的な店の標示で,近世から現代にかけて,日本・中国・欧米諸国を主とし,広く全世界各地で発達したものである。日本では看板,中国では招牌(チヤオパイ)・望子(ワンズ)または幌子(ホワンズ)と呼ばれ,英語ではサインボードsignboard,あるいはサインsign,フランス語ではアンセーニュenseigne,ドイツ語ではツァイヘンZeichenと呼ばれている。看板は広告塔・はり紙などとともに屋外広告物に含まれ,常時または一定の期間継続して屋外で公衆に表示されるものとされている。…

※「招牌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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