拭き込む(読み)フキコム

デジタル大辞泉 「拭き込む」の意味・読み・例文・類語

ふき‐こ・む【拭き込む】

[動マ五(四)]くり返し何回もふく。入念にふく。「よく―・まれた床」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「拭き込む」の意味・読み・例文・類語

ふき‐こ・む【拭込】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙 十分に拭く。廊下・柱・たな板などを、つやがでるまで何回も拭く。ふきいれる。
    1. [初出の実例]「上り口は拭(フ)き込(コ)みたる板敷なり」(出典:化銀杏(1896)〈泉鏡花〉一)

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