拳下(読み)こぶしさがり

精選版 日本国語大辞典 「拳下」の意味・読み・例文・類語

こぶし‐さがり【拳下】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鉄砲や弓など長さのある武器を構えるとき、前方にある左手の拳の位置を下げること。⇔拳上がり
    1. [初出の実例]「山の上より狩人野武士をかり催し、こぶし下りに雨あられといるならば」(出典:歌舞伎・傾城黄金鱐(1782)序幕)
  3. 槍などの長い武器の先端が上がるように手もとを下げて持つこと。⇔拳上がり

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む