拾九軒屋村(読み)じゆうくけんやむら

日本歴史地名大系 「拾九軒屋村」の解説

拾九軒屋村
じゆうくけんやむら

[現在地名]神辺町十九軒屋じゆうくけんや

徳田とくだ村の南西に位置し、「備後郡村誌」に「山無シ田畑壱升村ニ御座候、但七歩旱損所三歩水損所」とある。新開の村で元和五年(一六一九)の備後国知行帳にはみえないが、元禄一三年(一七〇〇)の十九軒屋村御検地水帳(広島大学蔵)があり、反別一七町六反余・高一八〇石余。「福山志料」は「今按ニオヨソコノアタリ平地ニテ十三軒屋・十九軒屋・二十間屋・三間屋等ノ名地名ニアラサレハ、イツレモ新ニ出来タル村里ニテ」と記すが成立についての言及はない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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