日本歴史地名大系 「拾石島新田」の解説 拾石島新田じつこくじましんでん 静岡県:榛原郡榛原町拾石島新田[現在地名]榛原町細江(ほそえ)青池(あおいけ)・四之宮(しのみや)両村地先の寄子(よりこ)川の中洲を開発して成立した新田で、両村の出作地。現在の十石(じつこく)橋付近にあたる。宝永五年(一七〇八)柏原(かしわばら)村の笠原甚四郎と下吉田(しもよしだ)村(現吉田町)の平兵衛は掛川藩に新田開発願を提出、三年以内に開発し四年目から竿請することとなった(「覚」八木家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by