持ち出だす(読み)もちいだす

精選版 日本国語大辞典 「持ち出だす」の意味・読み・例文・類語

もち‐いだ・す【持出】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙もちだす(持出)
    1. [初出の実例]「紺炉を椽頬(えんがは)持出(モチイダ)し火を起す」(出典人情本・閑情末摘花(1839‐41)初)

もち‐い・ず‥いづ【持出】

  1. 〘 他動詞 ダ下二段活用 〙もちだす(持出)
    1. [初出の実例]「この物、あるじだちて小余陵(こゆるぎ)のいそぎさかなもちいでて酒すすむ」(出典:都路のわかれ(1275))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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