持ち出だす(読み)もちいだす

精選版 日本国語大辞典 「持ち出だす」の意味・読み・例文・類語

もち‐いだ・す【持出】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙もちだす(持出)
    1. [初出の実例]「紺炉を椽頬(えんがは)持出(モチイダ)し火を起す」(出典人情本・閑情末摘花(1839‐41)初)

もち‐い・ず‥いづ【持出】

  1. 〘 他動詞 ダ下二段活用 〙もちだす(持出)
    1. [初出の実例]「この物、あるじだちて小余陵(こゆるぎ)のいそぎさかなもちいでて酒すすむ」(出典:都路のわかれ(1275))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む