持て上ぐ(読み)モテアグ

デジタル大辞泉 「持て上ぐ」の意味・読み・例文・類語

もて‐あ・ぐ【持て上ぐ】

[動ガ下二]持ち上げる」に同じ。
「今様の人は―・げよ、かきあげよといふ」〈徒然・二二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「持て上ぐ」の意味・読み・例文・類語

もて‐あ・ぐ【持上】

  1. 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙もちあげる(持上)
    1. [初出の実例]「平なる板の一尺ばかりなるが、ひろき一寸斗なるを〈略〉かみざまへもてあげさせて」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む