一尺(読み)イッシャク

デジタル大辞泉 「一尺」の意味・読み・例文・類語

いっ‐しゃく【一尺】

尺貫法の長さの単位。→
サケタラなどの魚1尾。
「―より定まりて腹もみちあひ、はらわたも出でたる故に、鮭をば―といへり」〈名語記・六〉

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精選版 日本国語大辞典 「一尺」の意味・読み・例文・類語

いっ‐しゃく【一尺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 長さの単位 )⇒しゃく(尺)[ 一 ]
  3. 魚、特にサケ、タラなどの一尾。
    1. [初出の実例]「腰に鮭の一二尺なきやうはありなんや」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一)

いっ‐さく【一尺】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「いっしゃく」の直音表記 ) =いっしゃく(一尺)

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