持て栄やす(読み)もてはやす

精選版 日本国語大辞典 「持て栄やす」の意味・読み・例文・類語

もて‐はや・す【持栄・持囃】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. はえあるようにほめそやす。取りたててほめる。ほめそやす。ほめたてる。
    1. [初出の実例]「何に菊色そめかへしにほふらん花もてはやす君も来なくに〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)秋下・四〇〇)
  3. 照りはえるようにする。美しく見ばえのするようにする。引き立てる。
    1. [初出の実例]「月やうやうさしあがるままに、花の色、香ももてはやされて、げにいと心にくき程也」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜下)
  4. 大切に扱う。厚遇する。歓待する。饗応する。もてなす。
    1. [初出の実例]「只今の御世おぼえのたぐひなき君なれば、もてはやさんとて、おとども出でて待ち給に」(出典:落窪物語(10C後)二)
  5. ( から転じ、おもに「もてはやされる」の形で ) 評判や人気を得る。
    1. [初出の実例]「とにかく、世間でもてはやされている存在である」(出典:彼の歩んだ道(1965)〈末川博〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む