持切(読み)もちきり

精選版 日本国語大辞典 「持切」の意味・読み・例文・類語

もち‐きり【持切】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 初めから終わりまで同じもの、また同じ状態が継続すること。一つのことに専従すること。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「いっそざんぎりあたまて甚九(じんく)もちきりのおきゃくのはうがしまつによし」(出典安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二)
  3. ある間じゅう同じ話や噂などをすること。
    1. [初出の実例]「貴方の話で持ち切りで」(出典:泥人形(1911)〈正宗白鳥〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む