精選版 日本国語大辞典 「持双船」の意味・読み・例文・類語 もっそう‐ぶねもっサウ‥【持双船】 〘 名詞 〙 江戸時代の捕鯨に用いられた漁船の一種。捕えた鯨を運漕する船で、二艘の船に太い柱を渡して組船とし、その間に捕えた鯨を結びつけて漕ぐもの。大きさは勢子船に同じく八丁櫓程度のもの。[初出の実例]「鯨を挟繋(はさみかけ)たる持双船は、漸々に漕寄」(出典:勇魚取絵詞(1829)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例