勢子船(読み)セコブネ

大辞林 第三版の解説

せこぶね【勢子船】

捕鯨に使った船の一種。鯨を追い、銛もりを打つ役をするためのもの。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

せこ‐ぶね【勢子船】

〘名〙 江戸時代捕鯨用漁船の一種。鯨を網に追い込み、銛(もり)で突く作業をするため、通常八挺櫓の軽快な小船を用いる。
※土佐国捕鯨説‐鯨魚捕術の事「勢子船数艘馳て取巻く」
※いさなとり(1891)〈幸田露伴〉六六「彦右衛門二十七歳の声かかるとき羽指となって初めての船出〈略〉勢子船(セコブネ)の上に居て浪風に揺らるるとも」

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