羽指(はざし)13人が乗りこんだ八挺櫓の,彩色を施した近世の捕鯨船。1780年代の捕鯨の絶頂期には,鯨組1組の船数は15艘。船首が尖り,船体が堅固で軽く,船足の速いのが特徴で,船体保存・船足促進・クジラ除けのため,桐油や鯨油を顔料に彩色を施した。造船の大半は摂津国兵庫の船匠淡路屋総右衛門・与兵衛の両人か,彼らの技術の伝来により行われたといわれる。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...