持料(読み)もちりょう

精選版 日本国語大辞典 「持料」の意味・読み・例文・類語

もち‐りょう‥レウ【持料】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 自分用として持つもの。所有用品。また、携帯用のもの。
    1. [初出の実例]「此度は持料の鎧をくらべさせられうとの御事で御ざる」(出典:虎寛本狂言・鎧(室町末‐近世初))
  3. その身に生まれつきそなわった性質持前(もちまえ)
    1. [初出の実例]「八重ありひとへありといへども、くれない色をたのまず、只我持りゃうの色にて」(出典:洒落本・野路の多和言(1778))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む