持筒頭(読み)もちづつがしら

精選版 日本国語大辞典 「持筒頭」の意味・読み・例文・類語

もちづつ‐がしら【持筒頭】

〘名〙 江戸幕府職名将軍鉄砲をあずかり、戦時には与力一〇騎、同心五五人を率いて、将軍を警衛し、平時には江戸城本丸の中の門を固めた。定員四、五名。若年寄支配。一五〇〇石高。
※わらんべ草(1660)一「御楽屋の、御馳走奉行衆は、御かち頭壱頭、御もち筒頭と二頭なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android