持筒頭(読み)もちづつがしら

精選版 日本国語大辞典 「持筒頭」の意味・読み・例文・類語

もちづつ‐がしら【持筒頭】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府職名将軍鉄砲をあずかり、戦時には与力一〇騎、同心五五人を率いて、将軍を警衛し、平時には江戸城本丸の中の門を固めた。定員四、五名。若年寄支配。一五〇〇石高。
    1. [初出の実例]「御楽屋の、御馳走奉行衆は、御かち頭壱頭、御もち筒頭と二頭なり」(出典:わらんべ草(1660)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む