持見村(読み)もちみむら

日本歴史地名大系 「持見村」の解説

持見村
もちみむら

[現在地名]木城町川原かわばる

椎木しいのき村の西、蛇行する小丸おまる川の右岸に位置する。同川を挟んで北は川原村、西は穂北ほきた(現西都市)。高鍋藩領で、川原郷に属した。寛文四年(一六六四)の高鍋藩領知目録写(高鍋町歴史総合資料館蔵)に村名がみえ、同年の高鍋藩領地覚(隈江家記)では高四二石余。村高は幕末まで変わらない。当村には持見口才一人・樫口才一人が置かれ、月に一度所定の地域の巡回を命じられていた(「新納代官目安」本藩秘典)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android