指神子(読み)さすのみこ

精選版 日本国語大辞典 「指神子」の意味・読み・例文・類語

さす‐の‐みこ【指神子】

〘名〙 陰陽師卜者などで、よく占いのあたる者をいう。
平家(13C前)三「此の泰親は晴明五代の苗裔をうけて、天文淵源をきはめ、推条掌をさすが如し。一事もたがはざりければ、さすの神子とぞ申ける」
※俳諧・崑山集(1651)一三「神楽歌にあはせて袖やさすの神子〈信元〉」

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