挟持(読み)キョウジ

デジタル大辞泉 「挟持」の意味・読み・例文・類語

きょう‐じ〔ケフヂ〕【挟持】

[名](スル)
両側から支え助けること。
心に抱くこと。
物を携え持つこと。
「若し天下に律書を―する者あれば死罪に処するに至れり」〈吉岡徳明・開化本論〉

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精選版 日本国語大辞典 「挟持」の意味・読み・例文・類語

きょう‐じケフヂ【挟持・夾持】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 傍から助け支えること。
  3. 心にいだきもつこと。胸中にたくわえること。〔史記‐商君伝賛〕
  4. ものを携え持つこと。はさみ持つこと。〔音訓新聞字引(1876)〕〔漢書‐蕭望之伝〕

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普及版 字通 「挟持」の読み・字形・画数・意味

【挟持】きようじ(けふぢ)

もつ。心にもつ。宋・軾〔留侯論〕大は、卒然として之れに臨むもかず。故無くして之れに加ふるも怒らず。此れ其の挾持する甚だ大にして、其の志甚だければなり。

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