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振り子電車 ふりこでんしゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

振り子電車
ふりこでんしゃ

台車の傾斜にかかわらず左右動ができるように車体の構造を振り子式にして,曲線半径の小さい区間で高速運転をしても遠心力と重力の合力の方向が常に床面に垂直になるように設計した電車。傾斜させるために,(1) パンタグラフ以外の機械類を床面以下に収め,重心を下げ,さらに台車と車体の間にころを入れる自然傾斜式と,(2) 台車と車体の間に油圧装置などを利用したばね装置をつけ,曲線,速度に応じて調節する強制傾斜式がある。 (1) は国鉄によって 1969年から開発され,73年7月から 381系特急直流電車によって実用化されて,カーブの多い中央線のスピード化に成功した。

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