振り籤(読み)フリクジ

精選版 日本国語大辞典 「振り籤」の意味・読み・例文・類語

ふり‐くじ【振籤・振鬮】

  1. 〘 名詞 〙 容器から振って出すくじ。また、そのくじを引くこと。抽籤
    1. [初出の実例]「后一人に、ふたりづつ、ひきあひ鬮をとり、今一人残らせ給ふ局を、ひとり申うけんとて、ふり鬮をこそ、し給ひけれ」(出典:仮名草子・花山物語(1648‐61頃か)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む