振回(読み)ふりまわし

精選版 日本国語大辞典 「振回」の意味・読み・例文・類語

ふり‐まわし‥まはし【振回】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ふりまわすこと。また、そのやりかた。
    1. [初出の実例]「女どもあまたあるべきぞ。太刀のふりまはし心へ候へ」(出典:曾我物語(南北朝頃)九)
  3. 金銀融通。やりくり。また、それを自由にできること。
    1. [初出の実例]「財物不足して、身のふりまはし成かたきからき世の中いかがせんと」(出典:仮名草子・見ぬ京物語(1659)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む