捏取(読み)こねどり

精選版 日本国語大辞典 「捏取」の意味・読み・例文・類語

こね‐どり【捏取】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こねとり」とも )
  2. 餠をつくとき、うすのそばにいて、つき手が杵(きね)でつくあい間あい間に餠をこね返すこと。また、その人。相取(あいどり)。あととり。うすどり。
    1. 捏取<b>①</b>〈大和耕作絵抄〉
      捏取〈大和耕作絵抄〉
    2. [初出の実例]「こね取りが能ひで鞁の音をさせ」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一〇(1760)義一)
  3. あしらい。扱い。待遇
    1. [初出の実例]「彼様に又酒の上の、難しい客人も、待遇(コネドリ)の仕難いもんで御座ります」(出典人情本・契情肝粒志(1825‐27)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む