捨扇(読み)ステオウギ

デジタル大辞泉 「捨扇」の意味・読み・例文・類語

すて‐おうぎ〔‐あふぎ〕【捨(て)扇】

秋になって、使われずに置き捨てられた扇。秋扇。忘れ扇。 秋》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「捨扇」の意味・読み・例文・類語

すて‐おうぎ‥あふぎ【捨扇】

  1. 〘 名詞 〙 秋になって用がなくなり、置き捨てられた扇。秋扇。忘れ扇。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「説法の日毎の場(には)や捨扇」(出典虚子句集(1915)〈高浜虚子〉秋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android