授口帳(読み)ジュコウチョウ

デジタル大辞泉 「授口帳」の意味・読み・例文・類語

じゅこう‐ちょう〔‐チヤウ〕【授口帳】

律令制で、口分田くぶんでん班給を受ける人員を書き上げた人別帳

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「授口帳」の意味・読み・例文・類語

じゅこう‐ちょう ‥チャウ【授口帳】

〘名〙 平安時代口分田(くぶんでん)の班給を行なう年に、班給を受ける人員を書き上げた帳簿
延喜式(927)二二「凡班田者。諸国至于期年。校定国内之田。副授口帳言上」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android