掛向い(読み)カケムカイ

デジタル大辞泉 「掛向い」の意味・読み・例文・類語

かけ‐むかい〔‐むかひ〕【掛(け)向(か)い】

他人を交えないで、二人が向かい合うこと。差し向かい。
「柳之助と―は今日が初発はじめてなので」〈紅葉多情多恨
二人きりになること。多く夫婦二人だけの生活についていう。
「お前さんこそ夫婦―だから今の中はドンドン調達こしらえて貰えるサ」〈魯庵社会百面相

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android