初発(読み)ショハツ

デジタル大辞泉 「初発」の意味・読み・例文・類語


しょ‐ほつ【初発】

しょはつ(初発)1

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「初発」の意味・読み・例文・類語

しょ‐はつ【初発】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はじめて発すること。物事のおこり。はじめ。しょほつ。
    1. [初出の実例]「癰疸(ようそ)及諸瘡種物の初発(ショハツ)に、早く灸すれば腫あがらずして消散す」(出典養生訓(1713)八)
  3. しはつ(始発)
    1. [初出の実例]「省線の初発電車通る」(出典:銀座細見(1931)〈安藤更生〉六)

しょ‐ほつ【初発】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ほつ」は「発」の慣用音 ) =しょはつ(初発)
    1. [初出の実例]「此故に木方初発の因地より萌て金刹極証の果門を開(ひらかん)と思へり」(出典:海道記(1223頃)東国仏法の初道)

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