精選版 日本国語大辞典 「掛構」の意味・読み・例文・類語 かけ‐かまい‥かまひ【掛構】 〘 名詞 〙 ( 下に否定の語を伴って用いる ) 少しのかかわりあい。関係。また、心にかけること。[初出の実例]「涙にむせぶ哀さに、かけかまひなき伺候の武士も感涙催す斗(ばかり)也」(出典:浄瑠璃・聖徳太子絵伝記(1717)三)「妻が居ぬとて、何の、関係(カケカマヒ)のない事と」(出典:其面影(1906)〈二葉亭四迷〉一六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例