掛橋(読み)かけはし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「掛橋」の意味・わかりやすい解説

掛橋
かけはし

断崖(だんがい)などに沿った険しい道で、丸太や板などを棚のように掛け渡して道の補助とする橋。桟道(さんどう)(みちはし)ともいう。また、粗末な板や丸太、蔦(つた)などを使って、谷越えに掛け渡した橋をいい、この多くが、仮につくられたものであるところから、水上に直接掛けられた仮橋もこの名でよぶことが多い。転じて、両岸を結ぶことから、むずかしい仲をとりもったり、仲立ちをしたりすることの意に用いられる。

[宇田敏彦]

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