掛銀(読み)かけぎん

精選版 日本国語大辞典 「掛銀」の意味・読み・例文・類語

かけ‐ぎん【掛銀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かけきん(掛金)
    1. [初出の実例]「其の女の掛銀(カケギン)は我れに任せよ」(出典浮世草子好色一代女(1686)四)
  3. かけきん(掛金)
    1. [初出の実例]「毎年町中へ懸銀同払方、一紙目録にしるし、総会所にはり付置」(出典:日本財政経済史料‐七・経済・商業・商業雑規・慶安元年(1648)六月五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む