採収率(読み)さいしゅうりつ[げんゆ,ガス](その他表記)recovery factor (of oil or gas)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「採収率」の意味・わかりやすい解説

採収率[原油,ガス]
さいしゅうりつ[げんゆ,ガス]
recovery factor (of oil or gas)

原始埋蔵量に対する累計生産量の比で,回収率ともいう。また油層から油やガスがもはや採取されなくなるまでの採収率を最終採収率と呼ぶ。採収率は油層の排油形式や採油法によって異なってくる。自噴採油ではガス圧入法の場合5~30%,油層上部に自由ガスがある場合はその大小で異なるが 20~40%,水攻法では 35~75%とされている。人工的な採油法を利用した場合は,もちろん自噴だけの場合より授収率は上昇し,50~70%までにいたるとされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む